カテゴリ:お出かけ( 63 )

 

大人のための吉田新田ツアー

はい、こんにちは。azul です。
台風は過ぎてもまだまだ不安定な天気が続きますね。
今日は秋からの小学校団体の受け入れに向けての話を。

当館と横浜ユーラシア文化館では、小学校4年生を対象に、
職員の解説つきで「吉田新田の開発」について学ぶプログラムを、
2011年度から実施しています。
パネルを使って説明するだけでなく、実際に館周辺を歩いたり、
もっこ体験をするメニューを盛り込んでいます。

おかげさまで、毎年100校以上が来館してくれるようになりましたが、
子どもたちに解説する我われ職員も、日々の勉強を怠ってはなりません。
今年は2回に分けて、吉田新田の跡を歩いてめぐる自主研修を実施しました。

スタートは吉田橋。ここから伊勢佐木町を通って日ノ出町へ向かいます。
イセザキの入口あたりはまだ沼地だったところですね。

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そして、京急日ノ出町駅の裏にある天神山の碑に到着。
なかなか普段はここまで見に来る人も少ないでしょう。

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古そうに見えますが、碑そのものは昭和9年のもの。
吉田勘兵衛の業績が後々どのように回顧されていくのか、
ひとつの画期が関東大震災にあることを教えてくれる資料です。
それにしても、左後ろに見える石積みの擁壁が、
いかにも古そうな感じで気になりますね・・・。

そして、復元された大井戸などを見ながら、
大岡川を上流に向かって歩き、かつての新富士見川の跡へ。
明治30年に伏島近蔵によって開削された運河は、
現在では埋め立てられて新富士見川公園になっています。

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さらに、新吉田川の埋立跡を歩いて中村川まで。
大岡川から中村川へと吉田新田を横断したわけですが、
ここまでくれば、日枝神社まであと一息!
中村川に架かる震災復興橋梁にもちょっと目を向けて。
(写真の吉野橋は昭和61年に改修)

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やっとたどり着いたのが、吉田新田の鎮守社である日枝神社。
境内には先の伏島近蔵の顕彰碑や、日露戦争の戦勝記念の狛犬など、
地域の歴史を刻んださまざまな記念物があります。

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ラストは、釣り鐘形をした吉田新田の先端部分。
大岡川が中村川(右側)と二手に分かれるところで、
歴史散歩の締めとしてあまりフォトジェニックではないけれど、
吉田新田の開発にとっては、最も重要だった場所です。

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ここまで歩いて、また歩いて職場まで戻って、ざっと3時間強。
全行程を歩くとさすがに疲れましたが、皆あらためて勉強になったのでは?
これで来月からはリフレッシュした頭で、子どもたちに解説ができます!

(azul)
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by tohatsu | 2016-08-24 20:43 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

出かけるときは忘れずに

はい、こんにちは。azul です。
企画展の資料返却もようやく終わりが見えてきました。

さて、今回は資料借用時のうっかり話。

企画展「山下公園」では戦後の氷川丸の話を取り上げたので、
日本郵船歴史博物館から、氷川丸が係留された当時のパンフレットや、
土産品のテレスコープ、船内で使用されていた食器などをお借りしました。

ところが・・・事前に原資料を拝見して寸法を確認していたにもかかわらず、
70cm以上ある一番大きな案内パンフレットのことをすっかり忘れており、
持参したのは、小さなパンフレット用の中性紙封筒ばかり・・・。

慌てて、同行していた(西)さん(←誰か素敵なハンドルネームお願い)に、
当館で地図の整理に使用しているタトウを取りに戻ってもらい、
その間、食器類の梱包作業を進めることで、
お待たせすることなく、無事にお借りすることができました。

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いや、ホント郵船がご近所でよかった・・・。
お騒がせしてすみませんでした。

7月16日からは日本郵船歴史博物館でも氷川丸の展示が始まります。
重要文化財指定記念ということですから、きっとアレが見られるわけですね。
楽しみです!

(azul)
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by tohatsu | 2016-07-09 11:34 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

地球防衛軍

はい、こんにちは。
7月3日(日)で企画展「横浜・山下公園」が終了しました。
GW前から始まった展示ですが、いつものことながら、
終わってみるとあっという間だったように感じます。
撤収作業も順調に進み、がらんとなった展示室を見て、
ちょっと心の中もがらんとしている azul です。

さて、展示が終わってからも気を緩めてはいけません。
借用先へ資料を返却に行く大事な仕事が残っています。

今回、展示室のアイキャッチとしてお借りしたのが、
昭和36年に開業したヨコハマ・マリンタワーの1/100模型。
横浜みなと博物館の常設展示に鎮座している開業当時の模型です。
この模型があるとないとでは展示室の雰囲気が大きく変わりますので、
志澤館長に無理を言って、展示ケースごと貸していただいたのでした。
(志澤さん、ありがとうございました!)

資料返却の第一弾はまずこの模型から。

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タワーという特殊な形状なので、模型全体を収める木枠を作り、
搬送中にタワーが揺れないよう前後から軽く固定します。
こういう神経を使う資料では、信頼できる作業員さんだと本当に助かります。

さて、こんな大きな木枠をいったいどこから搬入するのかというと・・・

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じゃーん!
これですよ、これ。巨大なリフト。
リフトが稼働するときの警報音が、またキングギドラの声そっくりで、
怪獣マニアにはたまらないヒミツの装置なのです。

さて、今度の展示ではどんな大型資料をお借りしようかな・・・ふふふ。

(azul)
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by tohatsu | 2016-07-05 18:44 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

学び

昨日はこんなところへ行ってきました!

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ドレスコード:★ キラキラ ★(× ギラギラ)
何かキラキラしたものを身につけてきてね♪♪

なんてものがあり、キラキラのピアスをして張り切って出かけたのですが・・・肝心なところを見落としていました!!

【対象】幼児〜低学年児童 推奨

推奨・・・だから大丈夫よ!・・・と自分に言い聞かせたのは行きの新幹線の中。
しかし会場に着いてみるとさらに不安が募ります・・・開始30分前ですでに入口には長蛇の列。しかもみんな子ども連れ。(当たり前か・・・)
「どなたかお子さん貸してくださいませんかー」と本気で声を掛けそうになりました。

でもなんとかなるものです!
いざ始まってみるとみんなお目当てのワークショップ、特にモノ作り、実験系にまっしぐらで、すぐ終わる体験系は空いていて、スタッフの方は大人がフラフラしていても怪しまず気さくに声を掛けてくださいました。

「大人でも参加させていただいてもよろしいんでしょうか???」とおずおずとお尋ねすると、「はい!もちろん♪」と素敵な笑顔で応えていただき、緊張感が解け多少図太くなったよい年の大人は、そこからいろいろなワークショップを(子どもに交じって)体験してきました。

大きく「てんもん・かがく部」「いきもの部」「ちがく・こうがく部」「れきし・みんぞく部」「びじゅつ部」に分かれていて、その中から、都市発展記念館に参考になりそうなものに参加したり、子どもたちの参加している様子を見学したりしてきました。

今後のワークショップのメニューにもご注目ください♪

(Ryo)
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by tohatsu | 2016-06-26 12:18 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

写真ワークショップ

はい、こんにちは。
azul です。

雨模様の天気が続いて、ずいぶん気温も下がりましたが、
先週までは・・・

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あちーーー

ということで、8月22日(金)は企画展関連のワークショップ
「五十嵐さんの足跡をたどるヨコハマ撮影会」の2回目でした。
暑さのせいか当日キャンセルがあいつぎ、こぢんまりした会になりましたが、
それでもまたまた頑張って、大さん橋まで行ってきました!

ワークショップの狙いは、五十嵐さんが写真を撮られた昭和30年前後から、
どれだけ現在の風景が変わったのか、また変わっていないのか、
それを同じように写真を撮ることで比較してみようというわけです。

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作戦会議じゃ。(*)

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命がけの撮影じゃ。(*)

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最後は「ダイヤモンド・プリンセス」の前で記念撮影!

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この写真、ちょっと五十嵐さんっぽい?(*)

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そして館に戻って、復習&発表会。(*)
(T尾さん、松葉杖を勝手にポインター代わりにしてすみません・・・)

ちなみに、(*)の写真は参加者の方からいただきました。
素敵な写真をありがとうございました。
プロ顔負け!と思ったら、本当にプロの方でした・・・

さて、今回のワークショップはMarble Workshop の企画協力で実施しましたが、
この2回の撮影ワークショップや夏祭りの様子は、
そちらのHPでも紹介されていますので(ショートムービーもあり)、
是非のぞいてみてください。

そして彼らのHP のトップページに使われている写真は、
実は・・・

(つづく)



あ、大事なインフォメーションを忘れていました。
31日(日)は午後2時から展示解説があります!
ぜひ皆さんのご来場をお待ちしております!

(azul)
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by tohatsu | 2014-08-28 21:00 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

梅雨明けは?

はい、こんにちは。

「なが~いお休み」が明けて戻ってきたRyoさんから、
いきなり歳を暴露されてしまった azul です。

そうなんです、私は市電が廃止された年に生まれたんです。
まあ実家の大阪(吹田)には路面電車は走ってませんでしたから、
大阪万博を知らないとでも言えば、その衝撃?が伝わるでしょうか・・・
でもRyoさんだってね・・・むにゃむにゃ。

さて、おかげさまで企画展「横浜の海 七面相」が終了しまして、
各所蔵者・機関への資料返却の旅がはじまりました。
先週は、(吉)さんと二人で半日ずつ交代して、
日通の美専車(美術品専用車の略です)に乗って返却に出たのですが、
私が車に乗り込もうとしたとたん、大粒の雨が・・・057.gif057.gif057.gif

最初の返却先は、ご近所のみなと博物館だったのですが、
こちらにはチョーかっこいい屋外リフトがあるんですね。
屋根がパカッと開いて地下から荷物がせり上がってくるという、
ウルトラ警備隊の秘密基地もビックリの仕掛けが、
日本丸メモリアルパークの芝生広場の中にあるのです。

今回は艀の大きな模型をお借りしていたので、
模型を梱包した箱をこのリフトで降ろすはずだったのですが、
あまりに激しい雨のため、屋外リフトが使えず。
対応してくださった学芸員の三木綾さんも、外の様子を見るやいなや、
いかりや長介ばりに「ダメだ、こりゃ」

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土砂降り・・・

気象レーダーで雨雲を見ても、しばらくは止みそうにないということで、
日通さんには階段を使って地下まで運んでもらうことに・・・
なんとか無事に返却できてホッとしました。

さて、返却が終わって外に出てみると、
きれいに雨は上がって・・・なんてことはなく、まだ容赦なく強い雨。
「最後までしっかり降ってましたね」と、こちらも容赦ない三木さん。

まだまだ返却の旅は続きます。

(azul)
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by tohatsu | 2012-07-22 16:09 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

歴史探検クルーズ

多くのお申し込みをいただいた
「歴史探検クルーズ&講座」(企画展「横浜の海七面相」関連企画)

おかげさまでこれまで4回が、無事終了しました。

今回は7月8日(日)のBコース「横浜南部のウォーターフロントと漁港」の様子を写真でちょっとだけご報告します。


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↑クルーズ船の船尾。小さい船なので波しぶきがかかります!
遠くに見えるのは赤レンガ倉庫。
Bコースは象の鼻からベイブリッジの下を通って根岸湾の工業地帯に向かいます。

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明治20年代に築造された赤灯台。以前の港内はここまでだったんですね。
帰途はこの赤灯台を前景に、みなとみらいがバックに入って写真撮影ができるように
キャプテンが船を操船してくれました。
ちなみにすごい黒雲ですが、クルーズ中雨はまったく降らず。

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JX日鉱日石エネルギー(旧新日石)の根岸製油所。
原油からガソリン、ナフサ、軽油などをつくります。
その処理能力(1日に27万バレル)は日本有数。


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ちょうどタンカーも停泊中でした。
3日に1度入港するそうで、見られてラッキーでしたね。

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今回ご協力いたただいている京浜フェリーボートのキャプテン(左)。
写真撮影ポイントの操船など、随所で気遣いをしていただき、
参加していただいた皆さんも喜んでいただけたようです。



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無事戻ってきました。象の鼻の入口から横浜税関を見たところ。
税関は海から見るのが正面なんですね。



(吉)
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by tohatsu | 2012-07-13 15:19 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

お久しぶりのハマ線ネタです。

ハマ発ブログ読者の皆さま、あけましておめでとうございます。
(可)です。
本年も横浜都市発展記念館をよろしくお願いします。
…お前は誰だ?とおっしゃる方が多数だと思いますが、2009年7月に異動で都市発展記念館を離れるまではここによく書いておりましたので、どんなヤツかはバックナンバーをご覧ください。あ、現在は総務課におります。

何で突然カキコミ復活をしたかと言いますと…

港北区役所の鉄朗さんからazulセンパイのところに「小机駅長様のご好意で、旧横浜鉄道開業時のものと思われる小机駅のプラットホームを特別に見学させていただける」というご案内をいただいたのです。

が、その日はazulセンパイは都合が悪く、その代理(?)としてテツでハマ線Loveなワタクシに声をかけてくださったというわけです!
いやあ、とっても嬉しいです。azulセンパイって、本当はいい人だったんですね!
…間違えました。「本当にいい人ですね!」

そんなメンバー交代もあり、当日はテツ分の濃いメンバーとなりまして、JRの安全ベストを着るだけでテンションが上がったりしておりました…。

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コレがその小机駅の旧ホーム。1番線の八王子方の先端部分です。
画面側のホームは反対の本線側より若干高くなっていて、線路配置からしても貨物用のようです。
電車化前の規格ですが、「旧横浜鉄道開業時」のものと断定するのは気が早いかな、という感じです。
裏付けがとれる資料があればいいのですが。

もう一つ、こんなものも…
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レンガ造りの溝です。
駅を横断して掘られていて、中を覗くと鶴見川に向かって水が流れているので、排水路でしょうか。
こちらは電車が走っている線路上にあるのでホームから眺めるだけでしたが、レンガと言えば…azulセンパイ、ぜひ調査してください!

なお、ワタクシはいま、横浜市ふるさと歴史財団メールマガジン「よこはま歴史かわら版」を担当しております。よろしかったらご登録を!
(可)
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by tohatsu | 2012-01-18 10:43 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

三溪園の発掘調査

はい、こんにちは。
こちらもずいぶんご無沙汰のazul です。

先週の土曜日(26日)は、川崎市市民ミュージアムで、
神奈川県考古学会の主催する遺跡調査・研究発表会がありまして、
私も埋蔵文化財センターの鈴木重信さんとの連名で、
昨年おこなった三溪園の発掘調査について発表してきました。

実業家原三溪が広大な自邸を整備して開園した三溪園ですが、
各地から移築されてきた古建築群のほかに、
実は、先代・原善三郎の別邸「松風閣」の煉瓦造建築の遺構が、
外苑の山の上にひっそりと眠っているのです。

竹林のなかに遺構を発見したときの興奮は、
以前にこのブログでお伝えしましたが、
明治20年頃の煉瓦造建築となれば歴史的価値は一級のものです。
当館では昨年秋に、三溪園の全面的な協力のもとで、
埋蔵文化財センターと共同で発掘調査をおこないました。

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調査の成果は、今年3月発行の『紀要』7号に掲載しましたが、
この煉瓦造建築の用途はいったい何だったのか?
本当に明治20年の建設なのか?
なぜ愛知県産の煉瓦が大量に用いられているのか?
などなど、いろんな疑問が出てきた調査でした。

調査は今年も継続しておこなっていまして、
鈴木鬼軍曹と坂上師範代のキビシイ指導のもと、
私もスコップを握って、奮闘いたしました。
その成果はまた今年度末の紀要で報告できればと思います。

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厳しく見つめる師範代

現在、遺構周辺の樹木はきれいに伐採されていますので、
園路から煉瓦造建築の遺構がはっきりと目に入ります。
三溪園をお訪ねになる際は、ぜひ三重塔がある山の上までどうぞ。

(azul)
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by tohatsu | 2011-11-29 12:31 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

「コクリコ坂から」試写会に行ってきました!

はい、こんにちは。

暑い日が続いていますね。
節電モードでこの夏がはたして乗り切れるのか、
すでに不安いっぱいのazul です。

さて、昨日(4日)、スタジオジブリの最新作、
コクリコ坂から」の試写会に行ってきました。

今回の映画は戦後の横浜(昭和38年)が舞台ということで、
横浜市が全面的にPRに協力しているのですが、
当館も、手嶌葵さんが歌っている主題歌、
「さよならの夏 ~コクリコ坂から~」のプロモーションビデオに、
当館所蔵の映像「神奈川ニュース」を提供しています。

ビデオにはニュース映像が効果的に使われています。
ご覧になる機会があったら、是非チェックしてみてください!

映画の公開は7月16日(土)からですが、
当館では7月27日(水)から、次の常設展示室コーナー展
「カメラがとらえた昭和30年頃の横浜
          ~クルマのある風景~」

が始まります。

横浜開港資料館が所蔵する広瀬始親氏撮影写真をもとに、
当時の街角にみられた<クルマ>にスポットをあてて、
昭和30年頃の横浜を振り返ります。

映画「コクリコ坂から」とあわせて、
こちらも是非お楽しみください!

(azul)
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by tohatsu | 2011-07-05 11:19 | お出かけ | Trackback | Comments(0)