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横浜絵葉書データベース、公開

当館は昭和戦前期を中心として横浜を描いた(撮影した)
絵葉書を収集していますが、
このデジタル画像をホームページ上で公開する
「横浜絵葉書データベース」
が今日からスタートしました。

今回の公開では4地区(横浜全般、横浜港、大さん橋・新港埠頭、日本大通り)
だけですが、順次横浜全域をご覧いただけるよう準備を進めてまいります。

公開終了時には600点余りとなるこの絵葉書DB、地域名と地図から検索が可能です。

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これが2枚ある地図のうち、関内地区の地図です。
ここから番号をクリックしてサムネイルページへ飛び、
さらに各絵葉書を拡大画像でご覧いただけます。

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今回の公開では港町横浜らしい風景を多く公開します。
どうぞ、お楽しみください。

「横浜絵葉書データベース」
http://www.tohatsu.city.yokohama.jp/index10.html

(吉)


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by tohatsu | 2009-03-31 13:29 | お知らせ | Trackback | Comments(0)  

中山駅のお楽しみ

労組執行部の(可)です。

昨夜は組合の会合でセンター北の横浜市歴史博物館に行っていました。
ハマ線沿線在住のワタクシは、帰りはグリーンラインで中山駅に出ます。

さて、横浜線中山駅の見どころ(「駅」に見どころがあるのか、というツッコミをいただくことがありますが、あるに決まってるじゃないですか、ねえ?)と言えば、なんと言ってもホームの柱。
古レールを再利用しているんです!
レールの側面には刻印があって、いろんな情報を伝えてくれます。
これもまた究めると深い世界のようで、ワタクシはせいぜいテツの一般教養レベルの知識しかないのですが、それでも列車待ちのヒマつぶしには充分すぎるほど楽しめます。

その中の何本かは、「カーネギー1906」という文字が読めます。
携帯電話のカメラで撮ったので画像わかりにくいですが…
つまり、アメリカのカーネギー社で1906年に作られた、という意味です。
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そしてさらに「YTK」という文字が続きます(※この写真は上の写真とは別の柱です)。
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これは横浜線の前身、横浜鉄道が発注したことを表しているそうです。

去年開業100周年を迎えた横浜線ですから、1906年製造のレールということは、開業時に使用されたレールである可能性が高いわけです。
そう考えると、ただのホームの柱も違って見えてきませんか?

ちなみにこれと同じレールが…武蔵境だったか…中央線沿線にもあったはずなのですが、先日中央線に乗って通ったら高架化工事が進んでいました。旧ホームの柱は失われてしまったようです。もったいない…。

(可)
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by tohatsu | 2009-03-27 10:59 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

75年前の日米野球

日本の優勝で幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。
決勝の日韓戦も歴史に残る名勝負となりましたが、
準決勝で野球の母国・アメリカを下したことも、
野球における両国の関係を考えると歴史的勝利と言えるのかもしれません。

今をさかのぼること75年前の昭和9年(1934)11月。
ベーブ・ルースら全米野球団が来日。
「(アメリカ野球の)凄えところを紹介しやう」と
全日本チームと日本各地で試合をおこなったのです。

選手15名に家族・関係者を乗せたエンプレス・オブ・ジャパン号が
暴風雨の横浜についたのは11月2日のこと。
その日の様子を『横浜貿易新報』は生き生きと伝えています。

 検疫が済むとサルンでサイン攻めだ
 『サンキユー』とこちらで云ふと
 『ドイタシマシテ』といやこいつは日本語で爆笑の渦が湧く。
 (中略)
 ドモアリガト、ドイタシマシテ……と日本語を連発する。
 これはこんどで三度目の来朝でこの方の先輩オドール君が、
 先生になつて船中に教へ込んだもの。
 カメラに収まつてからルース『モイデスカ』と
 見事に真似て大笑ひ。この父さん本塁打王なかなか以て無邪気

アメリカ軍の人気者はなんといってもベーブ・ルース。
愛嬌のあった人柄が記事からもうかがえます。

一行はまず東京に向かい神宮球場で日本側と対戦していますが、
18日に再び横浜に戻り、横浜公園球場でも全日本軍と試合をおこなっています。

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横浜球場のベーブ・ルース(当館所蔵『横浜グラフ』より)

11月18日午後2時プレイ・ボールのこの試合、
結果は21-4で日本が大敗を喫しました。
3番ファーストで先発出場したベーブ・ルースは
2本の本塁打を打ちましたが、うち1本は
「中堅後方、スコアボールドを越えて消えてしまつた大本塁打」
で存在感を示しました。

翌日の新聞は「本塁打の雨に『凄えなあ』の繰言」と題して
ルースの活躍を伝え、
「教へられること」として米国野球の
技術の高さを称賛しています。

戦争をはさみ75年の歳月が流れ、
一昨日の米国戦は投打ともに日本が圧倒、
見ていて負ける気がしませんでした。
米国野球を長らく仰ぎ見ていた日本にとって、
これはたしかに歴史的な勝利でもあったのです。

(吉)
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by tohatsu | 2009-03-25 13:38 | 調査余話 | Trackback | Comments(0)  

歴史を消し去るもの

ショッキングな出来事が続いています。

ニュースでご覧になった方も多いかと思いますが、
戸塚区の住友家俣野別邸に続いて、大磯町の旧吉田茂邸が火災で焼失しました。
住友邸の悲報を聞いてから、わずか一週間後の出来事です。

火災といえば、藤沢市のモーガン邸の一件もありました。
モーガン邸も一昨年、昨年と二度にわたって原因不明の火災で焼失。
そうです、このブログで紹介してきた建築家モーガンの自邸です。

復元して再建することは技術的に可能でしょう。
しかし、一度失われたものは二度と戻ってはきません。
それだけに関係者の方々のお気持ちは、察するに余るものがあります。

それにしても、なぜこのような事態が頻発するのか。
防災体制を強化するだけで防ぐことのできる問題なのでしょうか。

今日も心の痛みはおさまりません。

(azul)
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by tohatsu | 2009-03-23 11:20 | その他 | Trackback | Comments(0)  

わが家のガスくん

はい、こんにちは。
初期消火班長のazul です。
うっかりしているうちにブログジャックされてしまいましたが、
中庭のガス灯のお話をひとつ。

このガス灯、単なるガス灯ではありません。
当館の所蔵資料である明治期のガス灯柱をもとに、
復元したものなのです。

詳しくは、当館ホームページの「掘り出し物ニュース」で、
ずいぶん前に紹介しましたが、
当館にあったのは柱の部分のみで、しかも真っ二つに折れていました。

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ところが調べてみると、柱の根元にグラスゴーのメーカー名があり、
そのメーカーが横浜瓦斯(ガス)会社に資材を納品していた会社だということで、
真っ二つの柱が、由緒ある資料だということがわかってきました。

そこで、当時の絵葉書などから、失われていたランプ部分を復元して、
実際にガスで点灯してみようということになり、
折れた柱から型を取って作ったのが、中庭のガス灯なんです。
開館工事のとき、このガス灯一本のために、中庭までガス管を引いてもらいました。
当時の市建築局や市教育委員会の担当者は、半ば呆れ顔でしたけれど。

もちろん、明治の初めのころは裸火なので、
現在のガス灯(燃焼部にはマントルという部品が取り付けられています)の明かりは、
厳密には明治初期のものとは異なるのですが、
明らかに電灯とは違う、ガス灯独特の明かりを感じていただけるのではないでしょうか。

今、「象の鼻地区」では、かつての防波堤の復元工事が進んでいますが、
防波堤上に立てられる街灯は、じつは当館中庭のガス灯から型を取ったものです。
あちらはガス灯ではないようですが、形はまったく同じ。
当館ガス灯とは双子(三つ子?四つ子?五つ子?)の関係にあたります。
象の鼻パークがオープンしたら、是非見に行こうと思います。

(azul)
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by tohatsu | 2009-03-20 09:50 | その他 | Trackback | Comments(0)  

ブログジャック!!

ショップとか施設とかその他諸々担当の(可)です。
こういう担当なので、ワタクシはユーラシア文化館を兼任しているのです。

と、自らの正当性を主張しておいて…
突然ですが本日は横浜ユーラシア文化館がブログジャックをさせていただきます!!
まあ、書く人はいつもと同じなんですけれども。

(当館をまだよくご存じでない方へ:当館は4階が横浜都市発展記念館、2階が横浜ユーラシア文化館、1階受付とショップ、その他事務部門は共通なのです。3階の企画展示室は交代で使っています。)

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すごくとっても非常に大変チョーカワイイこの「イランのこぶ牛」は、開催中の企画展「西アジアに迫る」で登場した新キャラなのですが、これを企画展後も末永く愛されるキャラにすべく、名前を公募したのです!!

そしてその名前が決まりました!!

こぶちゃん です!

うーん、覚えやすい!

明日3月20日、14時から当館1階にてこの名を考えてくださった「名付け親」の皆さんをお招きして命名式を行います。ブログご愛読の皆さまにもご列席賜りたく、お待ち申し上げております~~!!

あ、ちなみにこの「こぶちゃん」缶バッジ120円はすでに発売されております。
ぜひぜひ、いろんなところにつけてあげてくださいませ~!

(可)
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by tohatsu | 2009-03-19 19:47 | ショップより | Trackback | Comments(0)  

休館日のおしごと

施設担当(可)です。

今日は休館日なのですが、出勤しています。
なぜかというと、消防設備の点検の日だからです。

博物館に火は大敵。
もちろん当館も全面禁煙、他にも普段火の気はありませんが、万一に備えて点検は必要です。
過敏と言われるかもしれませんが、じつは屋外(中庭)も禁煙です。
もしタバコを吸おうものなら消火器を携えた初期消火班の職員に取り囲まれて消火器の一斉噴射を浴びることに…(←よい子は決してマネしないこと。いや、悪い子もやらないでくださいね。)

さて、ここで問題です。
そんな当館の中で、1箇所だけガスを使用しているところがあります。
それはどこでしょう。

 ↓

 ↓


正解は、
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ガス灯でした!
ランプの部分は電灯だと思われている方が時々いらっしゃいますが、本当にガスで点灯させているんですよ。


夕方からは、地元のまちづくり組織「日本大通り活性化委員会」に出席してきました。
未来に向かった「都市発展」にも当館は協力して行きたいと思っております。

(可)
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by tohatsu | 2009-03-16 18:25 | 日常業務 | Trackback | Comments(0)  

鉄腕DASH!

はい、こんにちは。
昨晩ドキドキしながら鉄腕DASH!を見てしまった azul です。

当館は歴史探偵の第二問のところで登場しましたが、
なるほど、あんな感じで撮影されていたんですね。
場合によってはTOKIOのお相手もありということで、
(吉)さんはいつも以上に気合いの入ったスーツ姿でしたが、
見事に図書コーナーの本だけで問題解決でした(笑)

まあ、あのシーンでTOKIOが見ていたのは、
当館の出した本ではありませんでしたが・・・

第二問の答えになっていた「根岸競馬場」は、
番組でも紹介されていたように、昭和4年に建てられたもの。
貴賓室も用意されていたとても立派な観覧席(スタンド)が、
今ではずいぶん傷んだ姿で残っています。
廃墟の好きな方にはタマラナイそうですが・・・

設計者は横浜ゆかりの建築家モーガン(J.H.Morgan)。
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山手地区には横浜山手聖公会や山手111番館、べーリック・ホールなど、
モーガンが設計した素敵な建物が今でも残っています。
今度の企画展「横浜建築家列伝」では、
モーガンに関するコーナーを設けて彼の作品をたっぷり紹介します。
もちろんTOKIOも訪れたこの根岸競馬場も登場しますよ!
お楽しみに!

・・・なんか、うまく企画展の宣伝につながりましたね(笑)

(azul)
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by tohatsu | 2009-03-16 09:57 | 展示案内 | Trackback | Comments(0)  

緊急告知 ザ・鉄腕ダッシュ!

明日(15日日曜)19時から放映予定の「ザ・鉄腕ダッシュ」(日本テレビ)に
当館が登場することになりました!
取材自体は先月にあり、編集の都合で使われるかどうかわからない、
とのことでしたが、急な変更がないかぎりほぼ登場するでしょう、とのこと。
当館の外観とミュージアムショップわきの図書コーナーで
TOKIOが調べものをしている様子が映し出されます。
さらに、このブログで以前紹介された「ポール邸」も
放映される予定。
ちなみに当館の研究員もTOKIOに呼び出されるかも、
ということで、取材当日待機していたのですが、お呼びはかかりませんでした・・・。

以下のようなストーリーのなか、当館が登場します。

「歴史探偵~昭和の映像から現在の場所を探し出せるか!?」

復興の経緯や面影を残している場所など、昭和の映像には
その歴史が様々残されている。
前回に続き、荒俣所長から探偵である城島、太一に新たなる出題がされる!
今回の舞台は古き良き昭和の関東。
映像をヒントに市場で聞き込み、歴史ある名店を探す。
さらに洋風の建物、横浜を散策しそこから見つけたものとは…。
果たして、昭和の映像から今の場所を推理できるか!?

(吉)
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by tohatsu | 2009-03-14 09:17 | Trackback | Comments(0)  

郷土愛の測定方法


目の前から放たれる狙いすました高速スライダーを
よくパスボールしている(吉)です。

相川・鶴岡と「ハマの女房」(?)が2人も移籍してしまい、
今年の横浜ベイスターズ、「女房」(捕手)が誰になるのか
興味津々の毎日を送っています。

さて、東京―埼玉―神奈川と関東を移り住んできたのですが、
都市名を冠するのが好きand町に愛称がある、というのは
横浜ならではと思います。
これは「郷土愛」が強い証でしょう。

この「郷土愛」は街(市)で一番大きい本屋の
郷土史コーナーの棚の充実ぶりでも
ある程度はかることができます。
横浜だったら有隣堂(伊勢佐木町・横浜駅)・紀伊國屋書店(横浜そごう)
あたりでしょうか。
本になるということは、買い手がいてある程度ペイする、ということでも
あるのですが、横浜はほかのどの街にもまして郷土史関連の本が
多いのです。
旅先でもよく郷土史コーナーに立ち寄るのですが、
人口が多いことを差し引いても、横浜の郷土史コーナーは
他を圧倒しています。

そんな横浜の書店の郷土史コーナーの一角に、実は当館の本も並んでいます。
ゆくゆくは有隣堂の入口に平積みになるような本を作ろうと、
まずは両先発のボールを確実にキャッチする技術を身につけようと
している(吉)でした。

(吉)
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by tohatsu | 2009-03-13 16:35 | その他 | Trackback | Comments(0)