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(可)最後の挨拶

タイトルはホームズ風に…

全国8千万の(可)ファンの皆サマ(←いないって)、悲しいお知らせです。
ワタクシがハマ発ブログを書くのはこれが最後になります。

…じつは、じつはワタクシは…

ワタクシは8月より、横浜市歴史博物館に異動します!!
……はい?
ええ、別に辞めるなんて一言も言ってませんよ?
ただあっちにはブログがないので。

ワタクシが最初に就職したところは、グループ全体で8万人近い社員がいる会社でした。
そこではISO9001の品質管理システムのもと、同一階級・同一職能資格の者なら誰に代わっても同じ品質のものが保証されるという世界でした。もちろん人間ですからまったく同じであるはずはないのですが、個性は極力抑え、アウトプットである製品そのものには違いは一切出ないようになっていました。

ここは、少し違います。
azulセンパイがよく引き合いに出すサッカーチームに似ている、かな?
選手がひとり交代すれば、チームの性格がガラッと変わる。
個性を出さないようにするのではなく、個性を出してまとまっていく。
どちらがいい悪いではないし、監督としてはどちらをまとめるにも相当な技量が必要なことには違いありませんが。
当館も新メンバーが加入します。それでどのように変わるのでしょう。
楽しみですね。ワタクシも楽しみにしています。

それでは、数年後にヒョッコリ戻ってくるかもしれませんが、ひとまずご愛読に感謝して(可)はハマ発ブログを去ることにします。短い間でしたが、ありがとうございました!

(可)
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by tohatsu | 2009-07-31 19:00 | その他 | Trackback | Comments(0)  

下見からすでに降られる男

はい、こんにちは。

昨日は、8月の「夏休み子どもウォーク」に向けて、
コースの下見を兼ねて、Ryo さんと見学先へのご挨拶に行ってきました。
子どもウォークでは、テルテルボウズ担当の azul です。

今年の子どもウォークは、「ハマの建築探検」ということで、
関内エリアの歴史的建造物を幾つか訪問して、
普段は入れないところに、皆さんをご案内したいと思っています。

昨日の天気予報は、午後から雨。
朝、出発する時には強い陽射しが出ていたので、
私もすっかり安心していたのですが、
なにせ私は、「傘を持たないときに限って降られる男

徐々に、雲行きが怪しくなり・・・

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不吉な・・・

最後の訪問先を失礼して、館に戻るやいなや・・・

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きゃーーーー


間一髪。
今日は私の運気が勝っていたようです。
フフッ。



さて、直前のお知らせになってしまいましたが、
明日(7月25日)土曜日の14時からは、
企画展「横浜建築家列伝」の展示解説です。
パネルで紹介できなかった写真などお見せしながら、
ご案内できればと思っています。

天気予報は思いっきり雨!!
でも、午後からは晴れる予定!!
お時間のある方、どうぞお越しください!!

(azul)
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by tohatsu | 2009-07-24 09:33 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

スーパー駅長にお会いしました!!

仕事とは別に、演劇を使ってミュージアムを面白くしよう!としている研究会に顔を出している(可)は週末の休みを使って、寸劇を名物にしている大阪のミュージアム「なにわの海の時空館」に行ってきました。
やっぱりこの手法は使える!と確信して、翌日は…そのまま帰るはずもなく、和歌山へ。

和歌山電鐵にはスーパー駅長の「たま」がいるのです!
ネコと鉄道が大好きなワタクシ、素通りはできません。

スーパー駅長さんは…
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お休み中であらせられました。

助役さんも…
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やっぱりお休み中であらせられました。

同じ列車でスーパー駅長に会いに来た人のほとんどが中国か韓国か、とにかく日本人ではありませんでした。
海外からもお客さんを呼ぶなんてすごいネコです!


………。



うちも「スーパー館長」としてネコ飼いません?





オマケ
日食も撮影成功しました~
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(可)
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by tohatsu | 2009-07-23 19:48 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

大倉山講演会・最終回

はい、こんにちは。

待ってました!
満を持して、Ryo さんがブログデビューです!

ブログでも、どんどんチビっ子ファンを増やしてください。
なんてったって、今年の「夏休み子どもウォーク」は、Ryo さん人気で、
去年参加した子どもたちが、また申し込んでくれましたからね!

でも、三人称で 「Ryo さん」だと、なんとなくこち亀の●さんを思い浮かべてしまう、
週刊少年ジャンプ全盛期世代の azul です。


さて、18日の土曜日は、最後の大倉山講演会でした。
最終回の講師は、大倉精神文化研究所専任研究員の平井誠二さん。
あの建物のなかで長年研究に打ち込んでこられ、
あの建物の歴史を誰よりもよくご存じの方です。

研究所の設立とその活動内容の紹介にはじまり、
戦中戦後の困難な時期を経て、大倉山記念館としての再出発、そして現在へ。
まるで一大叙事詩のような歴史物語を聞かせていただきました。

なかでも印象深かったのは、設立者大倉邦彦の肉声。
現在のエントランス、あの16体の獅子と鷲の彫刻がある吹き抜けの空間について、
大倉本人が語っているのですが、いわく、この空間は「心の部屋」であると。

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獅子と鷲の彫刻の上からは、黄色いガラスを通して柔らかい光が入ってきます。
これは大倉によると、「朝日のような心になる」ことを意図したもの。
そして、どこの場所に立っても、天上の獅子と鷲のいずれかが自分を見下ろしている。
「誰も見てないと思っていますけれど、神様はちゃんと見通している」
そして、朝日のような心で神とつながったあと、
神の声を聞くために、殿堂(現在のホール)に入っていく。

設立者本人による説明に、思わず聞き入ってしまいました。
平井さんがテープを止めたとき、会場から嘆声が上がったのもわかる気がします。
いや、貴重な体験でした。

5月から毎月開催してきた大倉山講演会は、これにて終了しますが、
企画展「横浜建築家列伝」は、まだまだ開催中です!
3階エレベーター前の映像コーナーでは、研究所設立当時の貴重な映像も見られます。
当館で関係資料の数々(市指定文化財です!)を目に焼き付けてから、
大倉山に足を運べば、きっといつもとは違った発見があるはずです。

(azul)
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by tohatsu | 2009-07-20 10:08 | お知らせ | Trackback | Comments(0)  

オリジナルペーパークラフト誕生!

皆さまはじめまして!
学校連携・企画普及担当の(Ryo)です。

昨日からチマタは夏休みに突入したモヨウ・・・。

朝から、「ミュージアム・クイズラリー よこはま 2009」に参加している親子連れや「Suicaでヨコハマまち歩き」で、専用端末にSuicaをタッチしに来ているグループがたくさん来館されました!!

・・・現在ココ、横浜都市発展記念館では、企画展「横浜建築家列伝」絶賛開催中でございますっ。
どうぞ皆さま、クイズの問題がある「常設展だけ」とか、Suicaの端末が置いてある「ミュージアムショップだけ」ではなく、企画展もご覧くださいませ。よろしくお願いします。


そうそう、大事なお知らせが。

昨日から、ペーパ―クラフト「旧横浜市外電話局を作ろう」コーナーを設けました。
HAZEL.ATSUOさんにデザインしていただいた、当館オリジナルのペーパークラフトです。

出来上がったのはこれっ!
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是非、出来上がったペーパークラフトを持って、建物の周りを一周してみてください。
80年前と今の違いをいくつも発見できると思いますよ!


もうひとつ夏の恒例(?)企画「夏休み子どもウォ―ク」のご案内。
今年は「ハマの建築探検 ~見て知って、なるほど納得!」

当館を見学後、周辺を散策、6月にオープンした象の鼻パークを見学し、最後に神奈川県立歴史博物館で普段は見せてもらえないところを特別に見せていただきます。

8月2日の回は締め切りました(たくさんのご応募ありがとうございました)が、8月23日の参加申し込みは、8月7日(金)となっています。
関内地区は、近代建築の宝庫です!!この夏、ちょっとした建物博士になりませんか。ご応募お待ちしています。

夏休み子どもウォーク「ハマの建築探検 ~見て知って、なるほど納得!~」
日時:8月23日(日)  9時~12時
応募者が多い場合は抽選になります。
参加費:大人800円、子ども400円(企画展入場料含む)

申込み方法: 住所、参加者全員の氏名(ふりがな)、子どもの学年、電話番号、希望日を明記の上、
往復はがきかE-mailでお申込みください。
締切: 8月7日(金)
宛先: 〒231-0021 中区日本大通12 横浜都市発展記念館「ハマの建築探検」係
info@tohatsu.city.yokohama.jp


(Ryo)
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by tohatsu | 2009-07-19 11:15 | お知らせ | Trackback | Comments(0)  

高松へ!

はい、お久しぶりです。
しばし横浜を離れて、四国の高松に行っておりました azul です。

といっても、世を儚んで霊場巡りをしていたわけではありません。
土管の調査です。
そうです、土管です。土管なんです。
土管を見て、胸がときめくのも私たちくらいでしょう(笑)


話は4年前の2005年にさかのぼります。

元町公園の手前に、「ジェラール水屋敷地下貯水槽」と名付けられた、
大きな煉瓦造の貯水槽があるのをご存じですか。
この場所でフランス瓦を製造していたジェラール工場の遺構です。
当時、周辺道路の舗装整備があるというので、
地元の元町クラフトマンシップ・ストリートの協力を得て、
当財団の埋蔵文化財センターと一緒に試掘調査をしたのですが、
そのとき、こんな土管が出てきたんです。

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外側に溝の入った不思議な土管です。
実は、それまでも破片はたくさん見つかっていたのですが、
全体像を目にしたのは、このときが初めてでした。

この土管については、当時埋蔵文化財センター所長だった坂上さんと一緒に、
『横浜都市発展記念館紀要』3号で、詳しく紹介しましたが、
私たちは、この「溝入り土管」がジェラール工場製だという結論に達しました。
ジェラール製のフランス瓦や煉瓦はよく知られていますが、
ジェラール製の土管は、ズバリ新発見です!
でも、あまりに地味すぎて、誰も驚いてくれませんでした・・・

ところが、調べているうちに、この溝入り土管が、
現在も「ストライプ土管」という名前で製造されていることがわかったのです。
その<製造元祖>を謳っていたのが、高松の織田陶管。

織田陶管が製造している溝入り土管は、
農地の暗渠排水用として、戦後の昭和50年代に開発されたものでした。
土管に溝を彫って表面積を増やすことにより、
土中の水分がより多く吸収される構造になっています。

さっそく連絡を取って、明治時代に横浜で実例があることを伝えると、
驚いた専務の織田富起さんが、すぐに高松から飛んでこられました。
横浜で出土した遺物を見ていただいて、
土管づくりのプロの目から、いろいろと教えていただいたのですが、
私たちも日本の溝入り土管誕生の謎を解くべく、
先週ようやく、高松の工場を訪問してきたわけなのです。

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現在の溝入り土管



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工場の裏はすぐ海
(ちなみに翌日の高松は
 大雨でした・・・)


結論から言うと、ジェラール(横浜)と高松との直接のつながりはなく、
織田陶管は独自に、暗渠排水としての溝入り土管を開発していました。
たしかにジェラール工場のあった現在の元町公園付近は、
谷間の地で、地下水も豊かなところですが、
ジェラールが暗渠排水という機能を想定していたとは、どうも思えません。
暗渠排水用の土管は、ヨーロッパでも古くから知られていますが、
ジェラール製品は、建築資材として作られていたと考える方が、
現時点では自然なようです。

とはいえ、実際に機械を使って成形する工場の現場を拝見することで、
出土遺物でしか見ることのできないジェラールの製品が、
山手の工場でいったいどうやってつくられていたのか、
より具体的にイメージできるようになったのは大きな収穫でした。

織田さん、お忙しいところありがとうございました。

この溝入り土管については、
来年2月から始まる企画展「横浜の近代遺跡(仮称)」で、
ぜひ紹介したいと思っています。

今年は恐ろしいことに企画展ダブルヘッダー。
もはや消耗戦です・・・

(azul)
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by tohatsu | 2009-07-13 17:59 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

残部寡少!「教会建築史紀行」

閉館後、シンと静まった館内…
「関係者以外立入禁止」と書かれた鉄扉の奥に現れた階段を地下へと降りていく(可)…
手には刃物が握られている…

ついにこの時がきました。
地下の図録倉庫にしまってある「横浜・長崎 教会建築史紀行」の最後の梱包を開けるときが!!

これは過去の企画展の図録で、「横浜建築家列伝」図録とあわせて皆さんにお薦めしたいのですが…これで最後です!残念ながら早い者勝ちになりますっ!!

最後の一箱は60冊入りでした。ショップ店頭に出ている分も合わせて…残部約70冊!

まだお持ちでない方は、お急ぎください!


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お値段はおトクな1,000円です

(可)
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by tohatsu | 2009-07-11 13:57 | ショップより | Trackback | Comments(0)  

横浜絵葉書データベース、第3次公開!

横浜市域を描いた絵葉書(昭和戦前期中心)を公開する
「横浜絵葉書データベース」。
本日第3次公開をおこないました。
公開する絵葉書は

 8 馬車道・吉田橋
 9 山下公園・海岸通り
 10 山下町・中華街
 11 元町・山手
 12 伊勢佐木町
 13 野毛・伊勢山

の5地域、186枚になります。

今回から当時の新聞・雑誌・文学作品等より、絵葉書の画像と
関係のある描写を抜粋して、一部の絵葉書の解説につけることにしました。
(すでに公開してある1~7にもつけました)
画像だけではわからない、その時代の「雰囲気」を知る助けになればと思います。

たとえば、この画像、山下公園から見た横浜港の風景(昭和初期)。

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大佛次郎は次のように描写しています。

 横浜の海岸の公園は、すぐ前にある汽船を新緑の間にはめ込んで、
 よそでは見られない現代的で明るい風景だつた。
 白鳥が水に泛んだやうに船体を真白に塗つた汽船もゐれば、
 煙突だけ黄色く、ほかは黒い汽船も見え、
 夕陽を受けてゐるのでさまざまな色が明るく水に流れてゐた。
 (大佛次郎「白い夜」)。


開園(1930年)当時の山下公園の雰囲気は
「よそでは見られない」明るい風景だったと評価しています。
今でこそ臨海公園は珍しくないのですが、
当時としては、海に沿って公園を作るという発想は
「現代的」だったと感じられたのでしょう。

当館はそれほど多くの絵葉書を所蔵しているわけではないので、
このように文字情報で補って、昭和はじめの横浜の風景を
再現していきたいと思っています。

(吉)
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by tohatsu | 2009-07-10 17:53 | お知らせ | Trackback | Comments(0)  

クイズラリー、もうすぐ開幕!

もうすぐ夏休みですね! よい子のみなさんは。
ワタクシは今のところ目処が立っておりませんが。
こんにちは、そういう論法で行くとワタクシは悪い子なのかもしれない(可)です。

夏休みには、神奈川県立歴史博物館が中心となって、周辺の多数の館が参加する
ミュージアム・クイズラリーよこはま2009」が行われます!!
詳しくは コチラ の県歴博ホームページをどうぞ。

もちろん当館も、そして横浜ユーラシア文化館も参加しますよ~!
というわけで、今日はワタクシと(岡)さん、それにユーラシア文化館の…仮に(竹)さんとしておきましょう…の3人で、県立歴史博物館に行ってきました。

このクイズラリーには、賞品があります。
しかも、全館制覇だけでなく、参加賞と中間賞も設けられています!!
賞品には、各館から持ち寄ったミュージアムグッズも色々入っています。
豪華です!
……おっと、これ以上はお楽しみ。

今日は、その賞品の袋詰めを行いました。
ワタクシたちのイベントは、たいてい手作りだと思っていただいて間違いありません。
参加館園のみなさんが集まって、和気藹々と…したのは作業が終わった後で、作業中は黙々と、そりゃもう黙々と作業をしていました。
どういうわけかこういう作業って、やたらに真剣になりますよね…。
全部やり遂げるまで絶対にやめたくなくなるのはなぜなんだろう…。

そんな感じで着々と準備が進むクイズラリーは、来週末18日から!
ぜひ参加して、当館にも来てくださいね!!

(可)
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by tohatsu | 2009-07-09 17:46 | 日常業務 | Trackback | Comments(0)  

北関東のハマ線レール

週末に北関東をさすらってきた(可)です。
愛車テスタッチ(自転車)を持って行こうと思ったのですが、雨の恐れありの予報だったので列車メインで。
おおむね薄曇りの天気だったのですが、足尾の通洞駅を降りたら途端に雨。
高崎でも夕食で外出した途端に西から遠雷と黒雲が…あれ、ワタクシそんな属性だったっけ??

さて以前に、中山駅の柱に横浜線開業当時のものと思われるレールがある記事を書きましたが(コレ)、同じものが足利駅にもあるという情報を聞いたので、行って参りました。

全般に塗装が厚くなって判読しづらいです。
たぶんコレがそうです。
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カーネギー1906の文字が読めます。
6は5のようにも見えるんですが…。

同じ柱の下部に視線を移すと…
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「YTK」の文字も(そう思って見れば)読めます。
…あると判っていて見ないと見逃してしまいそうです。
他にもそうでないかと思われる柱が1~2本ありましたが、もっと不鮮明でした。

それにしても、ハマ線のレールがなぜ足利に?
生糸運搬で北関東と結びつきが強かった路線とは言え、レールまで移動させるものでしょうか。



ところで、ワタクシがかつて大学院で研究していたもののひとつは、中心市街地の再生。
もともと「鉄道駅の周辺は賑わっていなければならぬ」という鉄道原理主義的な偏った動機から始めたものですが(^_^;)、そういう見方からすると、北関東諸都市は危機的だと感じました。
駅前で「太田焼きそば」が食べられないとは………。
伊勢崎は「もんじゃ」で売り出すんじゃなかったのか……。
要するに、食べ物の恨みなんですけれども。

(可)
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by tohatsu | 2009-07-07 12:02 | お出かけ | Trackback | Comments(0)