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探検隊

はい、こんにちは。
azul です。

9月の連休、シルバーウィークが終わりましたね。
皆さんはいかが過ごされましたか?
私たちは連休のあいだは交替で勤務していたので、
今日は久しぶりに皆が顔をそろえました。

さて、昨日は連休明けの平日だったので私たちは休館日。
休みの日は山に探検!
ということで、ご近所の山に登ってきました。

まるで川●浩探検隊(歳がバレます・・・)のごとく、
竹で茂みをかき分け、道なき道を進んだ先に現れたのは、
なんと巨大な煉瓦の廃墟!!

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実は、ここは三溪園。
昨日は特別に調査の許可をいただきまして、
学芸員の青島さくらさんのご案内で、
園内に残る煉瓦造建造物をあちこち見て回りました。
しかし、私も現地に行ってビックリ。
こんなものがまだ残っていたとは・・・三溪園は奥が深いです。

昨日は軽めの調査ということで、遺構の概要を把握して、
刻印入りの煉瓦があるかどうかをチェックしたのですが、
ムカデやらゲジやらクモやらがいっぱいで、
私はすぐに胸がいっぱいになりました・・・

しかし、これは大きなヤマになりそうです。
横浜の近代遺跡調査の一環として、
引き続き、azul 探検隊を計画していきたいと思います。


(azul)
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by tohatsu | 2009-09-25 11:02 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

建築の展覧会

はい、こんにちは。

早いもので、「横浜建築家列伝」というタイトルで企画展示を開催したのが、
もう半月も前のことになります。

先週から体調を崩して一週間なにも仕事が進まなかった azul です。
この間、ハゲ増し、いや励ましのメールをくださった azul ファンの皆さま、
ありがとうございました。
復帰までいま少しお待ちくださいませ。

さてさて、先月末で「建築家列伝」が終了すると、
私は大慌てで鎌倉の県立近代美術館に駆け込みました。
開催中だった「建築家坂倉準三展」の閉幕が近づいていたからです。
私は最終日の日曜日に飛び込んだのですが、
鎌倉という立地上、家族連れも多かったですし、若い世代も目立ちました。

戦後1950年代のモダニズム建築を代表する県立近代美術館。
その設計者である坂倉準三の生涯を回顧する展覧会でしたが、
やはり美術館の建物そのものが展覧会に与える力は大きいですよね。
ここに行くと、いつも同じ写真を撮ってしまいます。

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ピロティで持ち上げられた
白い箱


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お約束・・・
くーっ、この鉄骨!


それにしても、最近はホントに建築の展覧会が増えました。
「建築家列伝」の会期中だけでも、坂倉展のほかに、
目黒区美術館では「上野伊三郎+リチ コレクション展」が、
国立西洋美術館では「ル・コルビュジエと国立西洋美術館展」が、
汐留ミュージアムでは「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展」が開催されました。

残念ながら、西洋美術館のコルビュジエ展は見逃してしまったのですが、
こんなにも同時並行で、充実した建築の展覧会が開催されているということは、
それだけ各地で研究が進展しているということ。
私もとても元気づけられます。
もっとも、潤沢な予算の展覧会(会場を見ればだいたい分かります)を見ていると、
羨望のタメ息ばかりが出るのも事実ですが・・・。

上記の展覧会を見てわかるとおり、建築の展覧会は、
だいたいが一人の作家のモノグラフとしてじっくりと作り込まれます。
「建築家列伝」だなんて、ちょっと欲張りすぎたでしょうか。

そんな過去の展覧会を振り返るブログ新企画、
まもなくスタートします。

お楽しみに!


(azul)
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by tohatsu | 2009-09-20 12:39 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

展示余話・鉄道雑学(4)神戸ステーション物語(その1)

 早いもので、「横浜ステーション物語」というタイトルで企画展示を開催したのが、もう一年も前のことになります。最近は他の大都市の「ステーション物語」がどんなだったかにとても関心が向いております。今回は神戸を取り上げ、久しぶりの鉄道雑学シリーズとして「神戸ステーション物語」をアップすることにしました。
 近代の日本を支えてきた港まちとして、また文化・流行の発信地として何かと横浜と比較されることの多い神戸ですが、鉄道の駅についてもよく似ている点が多々あります。
 神戸を代表する駅は、その名の通りJRの神戸駅です。東海道本線の終点であり、山陽本線の起点です。ただし、神戸駅を始発・終着とする列車は現在はほとんどなく、駅前も閑散としています。神戸のまちをビジネスや観光で訪れて、最初に神戸駅で下車するのは決して正解とは言えません。
 大都市・神戸の実質的な中心駅は二つ隣りの三ノ宮駅で、阪急や阪神などの私鉄、地下鉄などが集まる大ターミナルになっています(JRの駅名のみ「三ノ宮」と表記し、それ以外の鉄道の駅名、および地名としては「三宮」と表記します)。三ノ宮駅は神戸駅よりも圧倒的に多くの乗降客数を誇り、新快速電車が三ノ宮駅に停車して神戸駅を通過していた時代もありました。駅の周辺にはデパートなどの商業施設、ホテル、飲食店が集中し、日本有数の繁華街を形成しています。
 横浜でこの三ノ宮駅に相当するのが横浜駅であり、そして、神戸駅にあたるのが桜木町駅(鉄道創業時の横浜駅)ということになるでしょう。「横浜」という駅名は移動を重ねたのですが、「神戸」という駅の名は都市の中心が移動しても動きませんでした。三ノ宮駅を「神戸」駅に改称しようという意見もありましたが、実現していません(ただし、私鉄が自社の起・終点駅を「神戸」と名乗ったことはありました。例えば、阪急の三宮駅はかつて阪急「神戸」駅でした)。
 また、東海道・山陽新幹線はいずれにおいても在来線の東海道・山陽本線の駅には乗り入れず、それぞれ新神戸駅、新横浜駅が新しく建設されました。ただし、新横浜駅が横浜の都心からとても離れているのに対して、新神戸駅は三宮から地下鉄で一駅です。どちらも当初は主要駅でなく、ほとんどの「ひかり」号の通過駅でしたが、今では全ての「のぞみ」「ひかり」号が停まるようになりました。
 長くなりましたので、では次回、神戸の「ステーション物語」、鉄道の歴史を振り返ってみましょう。(つづく)(岡田直)
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by tohatsu | 2009-09-19 15:09 | 展示案内  

職業体験のおはなし

みなさま、こんにちは!(Ryo)です。

出勤の行き来で通っている日本大通り・・・昨夕は、気の早い銀杏を発見「もう銀杏の季節かー」と思い、スタスタ歩いていると、並木の反対側では蝉の鳴く声が・・・。季節の挟間を感じる出来事でした。

「秋といえば?」みなさまは何を思い浮かべますか?
短い季節、満喫しましょう!


さて、先週の職業体験の続き。
すっかり報告が遅くなりました(^_^;)
で、話は三日目から・・・。

午前中、HPやブログの話を聞いて、自分たちで取材をした結果が既にアップされている内容なのですが、
「写真がかぶってしまったー」とか、「写真が多すぎた」とか、「文章書くのが大変だった!」とアップされたブログをみながら、感想を言い合っていました。

とってもいいコンビの(S)くんと(Tetsu)くん!
午後は待ちに待った肉体労働(笑)煉瓦洗いをしました。
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その後、張り切って企画展示室の作業をお手伝い。先生も体験の様子を見にいらっしゃいました!
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四日目。
毎朝横浜公園の噴水で待ち合わせの二人。
私の出勤時間にすでにいたのですが、なんか雰囲気が・・・。
「あれ?今日は制服なんだ!」と私。
(Tetsu)くんが「今日は発表もあるし、初日から二人で決めてました!!」
しっかりした二人じゃありませんかっ!!ちょっと感動してしまいました、私。

その後、日本大通りの突き当たりの海が「見える」「見えない」で、小競り合い(笑)
そのまま「象の鼻パーク」へ連れて行き、海を眺め、気分新たに最終日の業務に向いました。

最終日のプログラムに「プチ展示」というものがあり、今日はその発表で終わることになっていたので、午前中から準備に取り掛かりました。

ワークショップの注意事項の説明と自分たちの中学校の昔の写真をパネルにして、キャプションをつけるというものでしたが、全職員の前での発表は、果たしてうまくいったのか???

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もっと緊張するかなーと思ったのですが、意外?にも、二人とも大きな声でしっかりと発表ができました。
職員からの質問にもきちんと答え、無事に四日間の職業体験を終えることができました。

長いようで短い四日間。
「学校行ってるより、仕事している方が一日はやーい」
と、言っていました・・・。
私も毎日あっという間なの~(>_<)


今週末19日からは、ユーラシア文化館で「EurAsia3000年 海と陸のシルクロード」が始まります!
どうぞご期待ください(^O^)/

(Ryo)
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by tohatsu | 2009-09-16 14:37 | Trackback | Comments(0)  

都発体験レポート その2

横浜都市発展記念館・ユーラシア文化館で4日間職業体験をしている(S)と申します。

これは現在のミュージアムショップの様子ですもうすぐ品物を入れ替えます。

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人気商品は、上空から見た横浜の風景が描かれているクリアファイルです。

4階都市発展記念館の常設展示の様子です。
資料の入れ替えを行いました。

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これは横浜にある店や娯楽施設を紹介しています。
中華街やオデヲン座のことなどを説明しています。
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by tohatsu | 2009-09-10 13:23 | お知らせ | Trackback | Comments(0)  

都発体験レポート その1

僕は老松中学校2年生の(TETSU)です。
今回職業体験で横浜都市発展記念館・ユーラシア文化館に行く事になりました。

この写真は現在のミュージアムショップの様子です。

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今の人気商品は横浜の風景が描かれているクリアファイル(350円)です。

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僕のおススメは、

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珍版横浜文明開化語辞典です。
この本には様々な言葉とその意味が左ページに書かれていて、
右ページにはその言葉にあっている絵がかかれています。


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4階にはこのようにボタンを押すとビデオが流れるものがあります。
内容は横浜の、芝居、演劇、映画のことについてです。
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by tohatsu | 2009-09-10 13:19 | その他 | Trackback | Comments(0)  

ニューフェイス登場!

皆さまこんにちは!(Ryo)です!
9月に入りまだまだ日差しは強いものの、吹く風は心地よいですね。
お散歩にちょうど良い季節です!


さて、今月8日~11日までの4日間、当館には職業体験のため、市内OM中学の(S)くんと(Tetsu)くんが来ています。

先月30日で都市発展記念館の企画展「横浜建築家列伝」が終了し、今月19日からはじまるユーラシア文化館の企画展「ユーラシア3000年」の準備が着々と進められています。
普段みることができないバタバタを…ではなく、博物館業務の裏側を知ってもらい、その業務に携わってもらっています。

企画展示室の壁やガラスケースの移動の様子を見学・・・いろいろなモノ・ことに興味津々!!質問も積極的!しかし、このあと、2人にも肉体労働が待っていた!!
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二日目は、お金のお勉強。
経理担当の(みぃ)さんが、「おこづかい帳」などを例えにあげて、わかりやすーく解説。

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なかなか難しかったようですが・・・つづいて私から、広報の話も!!
(いつの間にか、広報担当にもなっているRyoです)
あっという間の午前中。

午後は、「企画展示」ができるまでを(岡)さんから教わりました!
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最後には、自分たちでもミニ展示ができるようになるハズ?

今後は彼ら自身に職業体験の報告をしてもらいましょう!

では!

(Ryo)
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by tohatsu | 2009-09-10 10:25 | Trackback | Comments(0)  

横浜絵葉書データベース、更新しました!

久しぶりに「横浜絵葉書データベース」を更新しました。
今回の公開では、横浜駅、本牧(三渓園、八聖殿など)、鶴見など、
範囲がようやく郊外におよんできました。
今回アップロードした絵葉書のうち、興味深いものをご紹介します。

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麒麟生麦工場貯蔵庫

ちょっと違和感を感じませんか?
この絵葉書は
1926(大正15)年に竣工したキリンビール生麦工場の絵葉書です。
貯蔵タンクの丸みと機能美を強調した描き方にモダンな感覚がうかがわれるとともに、
背景に雪の五重の塔と梅を配し、伝統的なモチーフも取り入れています。

昭和初期の画家、たとえば榎本千花俊は
ドレスのモダンガールが羽織を重ね着して、カメラを構えるという図を描きながら
背景に藤、カワセミといった伝統的な花鳥画の要素を取り入れています。
(「池畔春興」1932年、島根県立石見美術館蔵。
 川西由里「モガの肖像 榎本千花俊試論」『モダンガールズあらわる。昭和初期の美人画展』
 島根県立石見美術館、2008年)

モダンなものと伝統的なものがせめぎあっていた時代とも言える昭和初期。
この絵葉書のミスマッチ感には、
モダニズムと伝統的なものの、微妙な融合がなされているのではないでしょうか。

(吉)
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by tohatsu | 2009-09-09 15:18 | お知らせ | Trackback | Comments(0)  

運命的な出会い

はい、こんにちは。

さんざんネタを振っておきながら、一滴も雨に降られることなく、
京都への資料返却から戻ってきた azul です。

さて、担当者として展覧会を振り返ってみますと、
開催準備から会期終了までのあいだに、
たくさんの資料とともに、たくさんの人との出会いがあります。
今日はそんな偶然の出会いのお話です。

8月30日の展覧会最終日、
ある音楽家のご家族が見学にいらっしゃいました。
いらしたのは、尺八奏者の三橋貴風氏
同じく筝奏者である奥様の外山香氏とお子さまと一緒に、
「建築家列伝」を楽しんでいってくださいました。

三橋氏に展覧会を紹介してくれたのは、このブログにも何度か登場した、
パーカッション奏者のマルコス・フェルナンデス氏
建築家長野宇平治の孫であるフェルナンデス氏から、
この展覧会のことを聞いて、見に来てくださったのです。

ここでピンと来た方は、相当の近代建築ツウと言ってよいでしょう。

そうです、三橋氏は明治時代の建築家三橋四郎のひ孫にあたる人物。
長野宇平治と三橋四郎とは、帝国大学造家学科(現・東京大学建築学科)の同級生で、
二人は1893(明治26)年に卒業、
三橋四郎は逓信省の技師として、各地の郵便局の設計にあたり、
長野宇平治は日本銀行の技師として、各地の支店の設計を手がけます。
三橋四郎が関わった建築では、京都の中京郵便局が有名でしょうか。

三橋貴風氏は、大倉山記念館でのパフォーマンスの話を耳にして、
フェルナンデス氏に連絡を取ったそうですが、
なんとご自身も大倉山にお住まいだとか。
かつての同級生の子孫が、分野が異なるとはいえ、
同じ芸術家として活躍していたとは、なんだか運命的なものを感じさせます。

私も三橋氏からご挨拶いただき、ご活躍ぶりをネットで拝見したのですが、
純邦楽の世界に限らず、とても幅広い活動をされています。
なんと、お茶の間で有名なあの悪魔とも共演なさっていました・・・

ひょっとして、「建築物のための音楽」第二弾(あるのかしら?)では、
彼らの共演が実現するかもしれません。

ということで、今日のBGMは、三橋氏からいただいたCDです。

「虚無僧の世界」

めっちゃ渋いです・・・


(azul)
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by tohatsu | 2009-09-05 17:10 | その他 | Trackback | Comments(0)