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三溪園の発掘調査

はい、こんにちは。
こちらもずいぶんご無沙汰のazul です。

先週の土曜日(26日)は、川崎市市民ミュージアムで、
神奈川県考古学会の主催する遺跡調査・研究発表会がありまして、
私も埋蔵文化財センターの鈴木重信さんとの連名で、
昨年おこなった三溪園の発掘調査について発表してきました。

実業家原三溪が広大な自邸を整備して開園した三溪園ですが、
各地から移築されてきた古建築群のほかに、
実は、先代・原善三郎の別邸「松風閣」の煉瓦造建築の遺構が、
外苑の山の上にひっそりと眠っているのです。

竹林のなかに遺構を発見したときの興奮は、
以前にこのブログでお伝えしましたが、
明治20年頃の煉瓦造建築となれば歴史的価値は一級のものです。
当館では昨年秋に、三溪園の全面的な協力のもとで、
埋蔵文化財センターと共同で発掘調査をおこないました。

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調査の成果は、今年3月発行の『紀要』7号に掲載しましたが、
この煉瓦造建築の用途はいったい何だったのか?
本当に明治20年の建設なのか?
なぜ愛知県産の煉瓦が大量に用いられているのか?
などなど、いろんな疑問が出てきた調査でした。

調査は今年も継続しておこなっていまして、
鈴木鬼軍曹と坂上師範代のキビシイ指導のもと、
私もスコップを握って、奮闘いたしました。
その成果はまた今年度末の紀要で報告できればと思います。

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厳しく見つめる師範代

現在、遺構周辺の樹木はきれいに伐採されていますので、
園路から煉瓦造建築の遺構がはっきりと目に入ります。
三溪園をお訪ねになる際は、ぜひ三重塔がある山の上までどうぞ。

(azul)
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by tohatsu | 2011-11-29 12:31 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

都市横浜シリーズ講座開催中

ご無沙汰してしまいました。
今日もいい天気ですね。日本大通りは銀杏がきれいに色づいています。
都市横浜シリーズ講座も第5回目まで進んできました。
横浜の歴史のなかでは、あまりなじみのない
昭和はじめの「モダン都市」の時代。
わたしも、受講者の皆さんと一緒に聴いていて
なるほどと思うことがいろいろあります。

なかなか落ち着いてこのブログも更新できませんが、
全6回が終了しましたら改めてご報告したいと思います。

第4回目「スクリーンのなかの横浜モダン・イメージ」
(講師の横浜開港資料館・平野正裕氏)
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(吉)
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by tohatsu | 2011-11-26 09:57 | お知らせ | Trackback | Comments(0)