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幕末江戸の「高輪接遇所」の写真、展示中


特別展「港をめぐる二都物語 江戸東京と横浜」も
残り1週間となりました。
ラストスパートということで、展示資料も貴重な資料をどどっと出しています。
とくに、幕末部分については8割方資料が変わっていますので、
1度ご来館された方でも、再来館の価値はあるかと思います!

さて、そんななかでもとりわけ貴重な資料が
幕末の江戸・横浜の風景を写したイギリス人将校の写真帳です。

元の持ち主は、イギリス陸軍第9連隊所属の中尉
Farquhar Glennie(ファーカー・グレニー)。
1866年から68年まで横浜に駐屯していた彼が残したアルバムのなかには、
珍しい江戸のショットも含まれていました。

その1枚が現在展示している「高輪接遇所」の写真です。
「高輪接遇所」とは、赤穂義士の墓で知られる泉岳寺の前にあった
イギリスの2度目の公使館のことです(1度目は東禅寺)。

この高輪接遇所はさほど知られていませんが、ある意味、
江戸における最初の「本格的な」外国公館とも呼べる施設です。


4月4日付けの朝日新聞東京版 
4月4日付け東京新聞神奈川版
4月6日付け神奈川新聞
で紹介していただきました。

なお、朝日新聞の記事のうち、
「接遇所の絵図や見取り図は残っているが、写真が確認されたことはなかった」
「絵図や文書はあったが、写真は見たことがなかった」
との部分ですが、
この高輪接遇所の写真は2005年の港区立港郷土資料館の特別展「江戸の外国公使館」で
写真パネルですが、初めて公開されています(この時点では個人蔵)。

ですので、原資料で公開するのは初めてなのですが、
この写真じたいは知られているものなのです。

(吉)
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by tohatsu | 2014-04-06 14:26 | 展示案内 | Trackback | Comments(0)