空間を奏でる sounding the space

はい、こんにちは。

欧州サッカーでは、各国のリーグ・チャンピオンが決まり始めています。
圧倒的な強さを見せつけて優勝したスペインのバルセロナ。
給料未払いなどネガティブな話題を吹き飛ばして快進撃したバレンシア。
どちらもチームを活性化したのは、30代後半の「青年監督」。
同世代として、彼らの活躍にシビれっぱなしの azul です。

さて、昨日は大倉山記念館で、連続講演会の第1回でした。
会場が狭かったため、立見になってしまった方も出てしまいましたが、
最後までご清聴いただき、本当にありがとうございました。
来月の開催は、6月20日(土)です。
大倉山記念館の建物とその設計者長野宇平治について、
横浜国立大の吉田鋼市先生がお話されます。

そして、吉田先生がお話される同じ日の19時から、
記念館のホールで、マルコス・フェルナンデス氏によるパフォーマンス、
「空間を奏でる:建築物のための音楽 sounding the space」
が開催されます。

マルコスさんは、なんと建築家長野宇平治の孫にあたる人物。
長野宇平治の末娘、長野礼子氏は、
横浜在住のポルトガル人ヘンリー・フェルナンデス氏と結婚するのですが、
二人の間に生まれたのが、アメリカのサンディエゴを中心に活躍中のミュージシャン、
マルコス・フェルナンデス氏なのです。

自分の祖父が建築家であることを知ったマルコスさんは、
長野が設計した建物を舞台としてアート・パフォーマンスをしようと、
プロジェクトの準備を開始します。
私がマルコスさんと出会ったのは、ちょうどそんなときでした。

企画展「横浜建築家列伝」をご覧になった方は気づかれたかと思いますが、
今回の企画展で紹介している長野宇平治の関係資料は、
このフェルナンデス家で保管されていたものです。

彼のプロジェクトは、こちらでも紹介されていますが、
6月20日の大倉山記念館を皮切りに、
京都・岡山・松江に残る長野宇平治の建築を回るスケジュールです。

先日は、当館で新聞記者による取材もおこなわれ、
彼の音楽観をたっぷりと聞くことができました。
記事が掲載される日が楽しみです。

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祖父長野宇平治の設計図の
前で記者の質問に答える
マルコス・フェルナンデス。

歴史的建造物を舞台にしたこのプロジェクト。
6月20日は、吉田鋼市先生の講演とあわせてぜひご参加ください。
きっと今までにない体験ができるはずです。

(azul)


*企画展が始まって間もない5月初旬、
 マルコスさんのご尊父ヘンリー・フェルナンデス氏が逝去されました。
 いつも元気な声で明るく私たちを迎えてくれたヘンリーさん。
 楽しみにされていた展覧会をご案内できず本当に残念です。
 ここに謹んでご冥福をお祈りいたします。
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by tohatsu | 2009-05-17 18:03 | お知らせ | Trackback | Comments(0)  

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