運命的な出会い

はい、こんにちは。

さんざんネタを振っておきながら、一滴も雨に降られることなく、
京都への資料返却から戻ってきた azul です。

さて、担当者として展覧会を振り返ってみますと、
開催準備から会期終了までのあいだに、
たくさんの資料とともに、たくさんの人との出会いがあります。
今日はそんな偶然の出会いのお話です。

8月30日の展覧会最終日、
ある音楽家のご家族が見学にいらっしゃいました。
いらしたのは、尺八奏者の三橋貴風氏
同じく筝奏者である奥様の外山香氏とお子さまと一緒に、
「建築家列伝」を楽しんでいってくださいました。

三橋氏に展覧会を紹介してくれたのは、このブログにも何度か登場した、
パーカッション奏者のマルコス・フェルナンデス氏
建築家長野宇平治の孫であるフェルナンデス氏から、
この展覧会のことを聞いて、見に来てくださったのです。

ここでピンと来た方は、相当の近代建築ツウと言ってよいでしょう。

そうです、三橋氏は明治時代の建築家三橋四郎のひ孫にあたる人物。
長野宇平治と三橋四郎とは、帝国大学造家学科(現・東京大学建築学科)の同級生で、
二人は1893(明治26)年に卒業、
三橋四郎は逓信省の技師として、各地の郵便局の設計にあたり、
長野宇平治は日本銀行の技師として、各地の支店の設計を手がけます。
三橋四郎が関わった建築では、京都の中京郵便局が有名でしょうか。

三橋貴風氏は、大倉山記念館でのパフォーマンスの話を耳にして、
フェルナンデス氏に連絡を取ったそうですが、
なんとご自身も大倉山にお住まいだとか。
かつての同級生の子孫が、分野が異なるとはいえ、
同じ芸術家として活躍していたとは、なんだか運命的なものを感じさせます。

私も三橋氏からご挨拶いただき、ご活躍ぶりをネットで拝見したのですが、
純邦楽の世界に限らず、とても幅広い活動をされています。
なんと、お茶の間で有名なあの悪魔とも共演なさっていました・・・

ひょっとして、「建築物のための音楽」第二弾(あるのかしら?)では、
彼らの共演が実現するかもしれません。

ということで、今日のBGMは、三橋氏からいただいたCDです。

「虚無僧の世界」

めっちゃ渋いです・・・


(azul)
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by tohatsu | 2009-09-05 17:10 | その他 | Trackback | Comments(0)  

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