休日の遺跡めぐり

はい、こんにちは。

夏休みとか言いながら、結局、愛しの煉瓦を追い求めて、
あちこちほっつき歩いていた azul です。

最初にお邪魔したのは・・・

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はい、横浜市三殿台考古館です。
何を隠そう、わが財団が管理している国の指定史跡であります。

私がお邪魔したときは、ちょうど草刈りの作業中でした。
そうです、こちらでは遺跡の草刈りは全部職員がやっているのです!
その日は横浜市歴史博物館から「草刈り応援隊」がやってきていました。

おや、この赤シャツの男は・・・

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8月から歴史博物館に移った(可)さんではありませんか。
全国の(可)ファンの皆さま、ご安心ください。
彼は元気に?草刈りに励んでおります。

応援隊を率いるN隊長にお話をうかがいました。
「隊長、お写真を一枚」
「いやーん、お嫁にいけなくなっちゃうー」
・・・ありがとうございました。
考古館スタッフはじめ草刈り隊の皆さま、本当にご苦労さまです。

さて、なにも草刈り取材のために、夏休みを取ったのではありません。
三殿台を失礼して向かった先は、かながわ考古学財団の野庭整理室。
こちらでは2007-08年におこなわれた「山下居留地遺跡」の発掘調査で出土した、
大量の遺物の整理が続けられています。

横浜では居留地時代の土木遺構などの保存事例が多いにも関わらず、
近代を対象とした発掘調査がおこなわれたことは、ほとんどありませんでした。
なぜなら、横浜市では「埋蔵文化財」として調査が必要とされているのは、
おおむね中世まで
だからです。
(拙稿「近代都市の考古学」福田敏一編『考古学という可能性』)

居留地時代の外国商館の遺構がいくつも発見されたことで、
大きな注目を浴びた「山下居留地遺跡」の発掘調査は、
その意味で、横浜にとっては大きな第一歩。
都市横浜を理解するうえで重要な情報を提供してくれるはずです。

発掘を担当された天野賢一さんは、報告書作成のため大忙し。
そんなときにお邪魔してあれやこれやとすみませんでした。
とか言いながら、こちらにお邪魔したときには、
膨大な出土遺物を前に、いつも議論が尽きずに長居してしまいます。

年明けに予定している次の展覧会では、
これまでトハツが調査してきたジェラール瓦や煉瓦の話がメインになりますが、
この山下居留地遺跡についてもぜひ紹介したいと思っています。

天野さん、あと一息がんばってください!

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おお!列伝のポスターが!!
あざーっす!


(azul)
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by tohatsu | 2009-10-15 10:42 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

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