座談会(その8)都発への期待

ブログ座談会「「横浜建築家列伝」をふりかえって」

■「列伝」的展示を
吉崎:じゃあ最後に、都発への期待をお願いします。

鈴木:さっきも申し上げましたけども、
 私はおじいさんが見た風景と孫が見る風景が同じものであるからこそ、
 その街に人々が愛着を持つのだろうと思っています。
 そういった場をこれからも作っていっていただければありがたいと思います。
 あと、今回「列伝」とありますけど、本紀と列伝というのがありますよね。
 横浜の歴史なんかだと、例えば開港資料館がある意味で本紀。
 だとしたら、ここはまさに列伝。そういったところで、なんか話を持ってくると、
 僕なんかは楽しいなと思うんですよね。

吉崎:なるほど。

鈴木:広瀬始親さんの写真展(「横浜ノスタルジア」2007年)は本紀じゃないですよね。
 はっきり列伝ですよね。
 ああいうところをすくいあげてくれたほうが、やっぱりうれしくて楽しいなと思うし、
 それでこそ意味があると思うんです。
 同じ本紀をあっちでもこっちでもやってたって、意味がないんで。
 そういう列伝的なところで、スポットを当てていろんなことを見せていただけると楽しいなと。043.gif

青木:面白いアイデアですね。

鈴木:いや、たまたま『史記』を読んでいたわけで(笑)、
 そうしたら、あれは列伝のほうが面白いんだよね。出てくる人間のドラマでしょ。

青木:都発は正史ではなくて外伝とも違うかな。やっぱり列伝(笑)

一同:(笑)

鈴木:あと市電はいいね。ぜひ一度取り上げてもらいたい話だけど。

神谷:市電はファンが多いですね。

鈴木:やっぱり僕なんか市電が通るところで生まれて育ってますから、もうあれは切っても切れない。
 昭和30年代って、横浜のまた一番いい時期だったんですよね。
 多分そういう市電にノスタルジーを持つ人は非常に多いと思いますよ。

■郵船と共同で企画を!

吉崎:では海老名さんからもお願いします。

海老名:独自にいろいろ企画されてるところがすごいです。
 大変とは思いますが、また型破りなことを(笑)。060.gif
 その館のいろんな縛りはあると思うんですが、
 そういうものを突破しつつ、面白い企画を見てみたいなと思います。
 とても期待しています。
 できれば相乗効果があるようにイベントを共同で開催してみるとか。
 せっかくですので、ぜひ青木さんのお力もお借りして。

青木:はい。喜んで。066.gif

海老名:何か相乗効果のある面白いイベントができればなあと、近い将来。よろしくお願いします。

青木:ありがとうございます。

吉崎:じゃあ最後に青木から、締めの言葉を。

青木:締めなんて、いいの? 2人は、何か言いたいことがあったんじゃない?015.gif

吉崎:いえ、我々は黒子ですから。070.gif

青木:何を言ってる(笑)。ほんとに今日はお時間をとっていただいて、ありがとうございました。
 やっぱりこの企画をやってよかったなと、つくづく思いました。
 お二人とも私が呼んだだけあって(笑)、049.gif
 僕らにとっても刺激のある、かつ有益なご意見をいただいてほんとに感謝しております。
 来年は吉崎の展示がありますから、また言いたい放題言っていただければ(笑)

吉崎:いやいや。

青木:今回は正直かなり準備期間が厳しくて、
 ほんとにもう開けるのがやっとというところでやってきたので。
 ほんとだったら反省点の第一は、ちゃんと準備しろよ、というところかもしれませんけど。
 やっぱり毎回展示をやるごとに、いろんな悩みを抱えながらやっていってるわけです。
 いろんな立場の方から意見をいただきながら、前に進んでいけるというのは、
 ほんとにありがたいことだと思っております。
 今後ともガンガンご意見をいただければ幸いですし、
 またそれを受け止めて我々も頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 今日はどうもありがとうございました。

(おわり)
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by tohatsu | 2009-12-04 16:55 | その他 | Trackback | Comments(0)  

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