梱包研修

他の博物館から資料をお借りするとき、
当たり前ですが資料は大事に梱包して運びます。
予算が許せば(そして借用先に求められれば)、美術品輸送専門業者に
梱包と輸送をお願いしますが、
当館では研究員みずからが資料を梱包することが多いようです。

資料の梱包は学芸員課程で少しは習っているのですが、
意外とその後きちんと教わる機会がないものです。
そこで、梱包法を学ぶべく、
神奈川県博物館協会の研修会に参加してきました。
(会場:相模原市立博物館)
講師陣は日通美術の皆さんです。

梱包の実習じたいも学ぶところが多々あったのですが、
講義(雑談?)で興味深かったのは、日米での「白手袋」の使い方の違い。
日本(日通)では資料を落とすことを懸念して漆器などをのぞくと
実は白手袋はさほど使用せず、きれいに手を洗って資料を扱うそうです。
しかし、アメリカではいかなる資料であっても必ず手袋をするとのこと。
日通は資料に指紋がつくかもしれないがそれは拭けばいい、
むしろ指先感覚が鈍くなって資料を落として破損させるほうが危険、
という考え方をしているそうです。

この話を聞いてレッドソックスが松坂投手に課している球数制限を思い起こしました。
アメリカの方が合理的なようで、実はいろいろな面で柔軟性に欠けるのでは……
などということを少し考えさせられる話しでした。

(吉)
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by tohatsu | 2009-12-22 17:17 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

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