「南海電車展」

 先日、1月5日から3月8日まで開催中の企画展「南海電車展」にご招待をいただき、奈良県にある天理大学の付属博物館の天理参考館に行ってまいりました。個人の収集した切符やパンフレット、チラシ、鉄道部品などの資料で展示が構成されています。
 南海電車、つまり南海電気鉄道は創業が阪堺鉄道時代の明治18(1885)年。現存する日本の私鉄の中で最も古い鉄道です。ただ、滋賀県出身の筆者にとって、関西大手私鉄のなじみ度順位は、①京阪、②近鉄、③阪急、④阪神、⑤南海となります。つまり、一番なじみのない私鉄になるわけです。
 しかし、今回の展示を見ることで改めて理解を深めることができました。とりわけ興味深かったのは、明治時代の紀和鉄道買収をめぐっての資料の展示です。南海鉄道(阪堺鉄道の後身。南海電気鉄道の前身)は紀和鉄道を買収しようとするのですが、断念。紀和鉄道は結局、関西鉄道に買収され、そのすぐ後に関西鉄道が国有化されてしまう。紀和鉄道の線路は現在のJR和歌山線にあたります。もしこの時、南海鉄道が紀和鉄道を買収していたら、巨大化した南海鉄道は間違いなく国有化されていたのでは、といった推測がされていました。
 そうすると、現在の南海電気鉄道は存在せず、JR南海線となっていた。現在のJR阪和線は私鉄のままで・・・とさらに推測がふくらみます。
 休日を利用して横浜からわざわざ出かけた価値が大いにあったように思います。ご招待ありがとうございました。また、明治時代の南海鉄道の切符に模した入館記念切符(硬券)もいただきました。大切に保管したいと思います。                              (岡田)
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by tohatsu | 2010-01-29 10:03 | お出かけ | Trackback | Comments(0)  

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