横浜歴史情報マップ

現在「横浜歴史情報マップ」の設計を担当しています。
これは、昭和初期の横浜の地図に、地点ポイントを埋め込み、
そのポイントをクリックすると、その地点(施設等)に関する画像・説明
が表示されるという、インターネット上の歴史マップ(+データベース)です。

いま、ネット上のベースマップとなる地図の
製作をしているのですが、
予算等の制約もあって、当初、製作する範囲は
「横浜中心部」に限定せざるを得ませんでした。

「横浜中心部」については、いろいろ意見もあるかとは
思いますが、ここでは、
昭和初期横浜の「ポイント」となるべき施設―
つまり、
百貨店、映画館などの商業・娯楽施設、
県庁・市庁舎などの主要な公的機関、
都市横浜の最大の特色である港湾施設、
絵葉書に出てくるような観光名所―
が高密度に集中している地域、
と考えました。

これらを「なるべく狭い」長方形の範囲でおさめるべく、
横浜の地図を眺めながら、
PC上で原資料の地図からの切り抜きを繰り返しました。
なるべく狭い地域に限定しないと、
予算が膨らんでしまうのです。

その結果、地図の南北をやや右に傾けて
(つまり、大さん橋が右少し斜め上に突き出るような感じになります)
野毛山~中村川の東橋~ホテルニューグランド~新港埠頭(みなとみらい側のパース)
といったポイントを4隅にすると、
一番効率よく主要ポイントを網羅できることがわかりました。
地図の中心は今の神奈川新聞社のあたりです。

方位上の南北を、地図の上下にすると、
横浜の場合はうまく長方形の地図内に主要ポイントが入らないようです。
そういえば、横浜の現在の観光地図なども、方位は南北を上下にせずに
適当に傾けていますね。
自分で作業してみて、はじめてそのあたりの事情も理解できました。
1枚の地図に無駄なく、主要ポイントを収めるのは難しいのです。

なお「歴史情報地図」には
検索機能、画像拡大機能なども付けたいと思っているのですが、
すべてを実現するのは、なかなか予算との兼ね合いもあって難しいものがあります。
どんな機能を削って、どんな機能を付加すると
楽しい、見やすい、便利なものになるのか。
試行錯誤が続いています。

(吉)
[PR]

by tohatsu | 2010-03-10 13:34 | 調査余話 | Trackback | Comments(0)  

トラックバックURL : https://hamablo.exblog.jp/tb/12284873
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< 久米正雄あてのダイレクト・メール 始まりました & 終わりました >>