8月15日

毎年夏になると、わたしたちはあの戦争の記憶をメディアによって呼び覚まされます。
しかし、その戦争の時代の前に、あるいは戦争の時代と同時並行で、
日本の都市が「モダン」化していったことはあまり触れられることがありません。

9月18日から開催する「モダン横濱案内」では、
関東大震災後、急速に近代的な鉄筋コンクリート造りのビルディングがつくられ、
百貨店、ダンスホール、カフェーなどに興じた人々の様子をご紹介します。
そして、そのとき展示資料の中心となるのは、
1930年代のさまざまな資料なのです。

日本が軍国主義へ傾斜していったとされる1930年代、
戦争の足音が聞こえるととともに、人々は「モダン」化した街で
さまざまな娯楽を楽しんでいたのです。

もちろん悲惨な戦争の記憶も忘れられるべきではないのですが、
そのわずか前、あるいは同時にあった都市横浜の日常についても
私たちはもっと語り継いでもよいのではないか。

そんなことも考えながら、あと一ヶ月後にせまった展示準備をおこなっています。

(吉)

by tohatsu | 2010-08-15 16:50 | 調査余話 | Trackback | Comments(0)  

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