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2009年 01月 08日 ( 1 )

 

京都にて

企画展「横浜ステーション物語」はいよいよ終幕が近づいてきましたが、
その陰では、次の展示担当者が日々バタバタと走り回っております。
・・・はい、次の担当は雨を呼ぶ男こと私azul です。
嵐を呼ぶ男ほどスケールがでかくないのがポイントです。

今度のテーマは、これまでアンケートでもリクエストの多かった「横浜の建築」。
今年は開港150周年ということで、開港から戦後まで、
横浜で活躍したさまざまな建築家たちとその作品を紹介します!

ということで、先月、京都に飛んで参りました。

京都工芸繊維大学の美術工芸資料館に、
建築家村野藤吾が残した膨大な図面群が保管されています。
その中に今の横浜市庁舎の設計原図があるというので、
展示のための資料調査ということで見せていただきました。

e0164082_13221084.jpg


同館では、1999年以来、毎年「村野藤吾建築設計図展」を開催しており、
ちょうど開催中だった第10回の展覧会も見学することができました。
案内してくださったのは、近代のモダニズム建築家を重点的に研究しておられる、
同大学の笠原一人さん。
私の大学院時代からのお付き合いです。

「横浜市庁舎は上に行くほど細くなる柱をきちんと外観に表していますよね」

へぇへぇへぇへぇ

「モダニズムと言いながらもこれはゴシックですよ!」

へぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇ

「毎日この建物見てるんでしょ!!!(怒)」

・・・すみません、最近はレンガが落ちてないか下を見て歩いてばかりなので・・・

同館には横浜市庁舎の関係図面が500点以上保管されており、
半日かけてじっくり閲覧させていただきました。
笠原さん、遅い時間までありがとうございました。

こうして資料に触れているときが、一番充実感に浸れるときかもしれません。
そこから展示という一つのストーリーをまとめる段階に入ると、
今度は産みの苦しみを味わうことになります。
さて、これらの資料からは展示で何を伝えることができるか、
そんなことを考えながら資料館を失礼したところ、

057.gif・・・雨が降っていました。

(azul)

by tohatsu | 2009-01-08 13:26 | お出かけ