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2009年 01月 29日 ( 1 )

 

ハマのバス運転手の「親切」


最近、自宅から職場近く(薩摩町中区役所前)まで
15分で行けるバスがあることに気付き、
ここ数日バス通勤をしています。

横浜市営バスの運転手さんは、
乗車するときに明るく挨拶をしてくれるし、
お年寄りが乗るときにはやさしい声をかけたりして、
みな親切なのです。
わたしは昨年9月に横浜に引っ越してきたばかりですが、
以前住んでいたところの民営バスよりも格段に
対応がよいようです。
これがいわゆるハマっ子気質なのかな、
と思っていたところ、
昭和初期に横浜で刊行された雑誌の
こんな文章が目に留まりました。

「横浜のバスは市営よりも会社営の方が
 どれ程親しみがあるか知らない。
 民営バスが繁栄して、市営バスが不成績だつたのは
 単に料金が高い安いといふばかりではなかつたやうに思ふ。
 民営バスは運転手も車掌も市営に比して確かに親切である。
『有難う御座います』の挨拶も民営ばかりである。」

筆者はほかにも横浜駅の改札の人が東京駅にくらべて
対応に難があることや、横浜市電の運転手も東京市電に比較して
「親切を欠いている」ことを指摘しています。

会社営バスの「親切」の背景には、もっとバスを利用してもらおうという戦略がある
ようにも思いますが(今もそうなのかもしれませんが)、
記事から80年を経て、横浜の公営交通機関の
「雰囲気」もずいぶん変わってきているようです。


(吉)

by tohatsu | 2009-01-29 13:22 | 調査余話 | Trackback | Comments(0)