皆さまこんにちは!
Ryoです。
明日から11月だと言うのに、博物館に見学に来る子どもたちの中には、半そで半ズボンの子もチラホラ。
朝夕は涼しいですが、日中はお出掛けするのに心地よい季節になりましたね。
11月3日は、夜間開館に加え入館も無料です!是非お出掛けください♪
さて、今月6日より始まった企画展「奥村泰宏・常盤とよ子写真展 戦後横浜に生きる」は、奥村・常盤両氏が撮影した膨大な数に及ぶ紙焼写真・ネガやカメラなどの資料が当館に寄贈されたことを記念し開催しており、寄贈された資料の一部を紹介しています。
連日多くの方に足をお運び頂いておりますが、先日資料の寄贈者である、常盤とよ子氏も来館されました。
ご自身が撮られた写真をご覧になり当時を語る姿に、プロカメラマンとしてその時代を見つめ、生き抜いてきた力強さを感じました。
展示を喜んでくださって、展示担当のNさん以上に感激したRyoでした。
展示は、
東京新聞さん、
朝日新聞さんの紙面でもご紹介いただいています。
こちらの記事もあわせてご覧くださいませ!
展示担当のNさんは、前回2年前に担当した企画展「焼け跡に手を差し伸べて」を縁に、その後たくさんの方との出会いがあり、あらたな貴重な資料を発掘するに至ります。
1階ギャラリーで開催している企画展関連展示「聖母愛児園分園『ファチマの聖母少年の町』の記録」はそんなNさんの追跡調査による大きな成果の1つです。
今回たくさんご寄贈いただいた資料も、今後何年もかけて整理・研究が進められていくわけですが、展示を観ると学芸員のお仕事って凄いな!と、改めて素人目線で思う訳です。
(Ryo)
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by tohatsu
| 2018-10-31 12:16
| 展示案内
はい、こんにちは。
押しても引いても動いてくれない展示ケースを前に、
しみじみと歳を感じるazul です。
さて、今週土曜日からのオープンに向けて、
現在企画展示室では設営作業の真っ最中です!
このたび戦後横浜を代表する写真家
奥村泰宏・常磐とよ子両氏が撮影した、
写真やネガなどの資料が当館に寄贈されました。
次の企画展では、2人が撮影した写真を中心に、
戦後横浜に生きた人びとのすがたに迫ります。
展示室では写真パネルの打ち付けがほぼ終了し、
いよいよ原資料の出番を待つばかりとなってきました。
こうなれば、あとひと息。
↑ 常磐とよ子氏のインタビュー映像は必見(横浜市民ギャラリー提供)
企画展「
奥村泰宏・常磐とよ子写真展 戦後横浜を生きる」は、
10月6日(土)から始まります。
皆さまのご来館をお待ちしております!
(azul)
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by tohatsu
| 2018-10-03 13:12
| 展示案内
はい、こんにちは。azulです。
めずらしく間をおかずにブログ連投です。
学芸員実習生のミニ展示シリーズにつづいて、
こちらもシリーズ化してきた感のある「今日のお客様」。
今回は資料調査でいらした佐倉市立美術館の本橋浩介さんです。
佐倉市立美術館のエントランスホールは、
大正7(1918)年に建てられた元川崎銀行佐倉支店の建物で、
千葉県の有形指定文化財になっています。
同館では、この建物が今年で100周年を迎えるということで、
設計者矢部又吉を紹介する展覧会が予定されています。
(開催期間:2018年11月3日~12月24日)
矢部又吉は大正から昭和戦前にかけて活躍した横浜生まれの建築家。
横浜での代表作である馬車道の川崎銀行横浜支店(大正11年)は、
現在、同地に建つ日本興亜馬車道ビルの低層部にファサードが再現されています。
当館では、矢部が横浜で手がけた銀行建築のひとつ、
川崎第百銀行横浜支店(昭和8年、元東京三菱銀行横浜支店)の解体時に、
その装飾部材の寄贈を受け、2003年の開館にあわせて展示したのですが、
今回、佐倉市立美術館の展覧会で、これらの資料が展示されることになりました。
(↑ 旧東京三菱銀行横浜支店は現在タワーマンションに)
オープンから15年経って再び資料が日の目を見ることになり、
当館としてもたいへん嬉しいです。
今回の展覧会では、主役となる矢部又吉だけではなく、
佐倉つながりであんな建築家やこんな建築家の資料も出品されるとのこと。
展覧会のオープンが今から楽しみです。
詳しくは、佐倉市立美術館HPをご覧くださいね。
・・・って、まだ展覧会情報は載っていませんでした。
トップページに展覧会情報が出ております!
(azul)
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by tohatsu
| 2018-09-17 09:32
| 日常業務
はい、こんにちは。azulです。
毎年夏の終わりに台風の訪れとともにやってくる博物館実習。
今年も4人の実習生を受け入れて、1週間のプログラムを終えました。
当ブログでもすっかり恒例となった実習生によるミニ展示。
当館の絵はがきを使って展示をつくるということで、
4人でじっくり話し合ってテーマを考えてもらうのですが、
今年の実習生が議論の末に選んだテーマは・・・
「客船黄金時代の横浜へ
~絵ハガキに見る昭和戦前期の客船~」
おお、まるで某博物館への挑戦状!(笑)
全体を二部に分けて、豪華客船時代の横浜港のにぎわいを、
港の景観と時代を彩った客船の両面から紹介してくれました。
当館では、毎年4人という少人数で博物館実習をおこなっています。
施設が小さいゆえ、どうしても大人数の受け入れが難しいのですが、
少人数だからこそ、展示実習では互いの意見をぶつけあい、
よりよい展示をつくりあげていくプロセスが体験できるのだと思います。
(↑ 熱い議論の痕跡)
(↑最後はドタバタしましたがそれもまた思い出)
彼らの力が入った展示を、ぜひご覧ください!
ミニ展示は11月4日(日)まで常設展示室にて公開します。
(azul)
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by tohatsu
| 2018-09-04 16:10
| イベント報告
はい、こんにちは。
ずいぶんご無沙汰してしまいました。
夜ごとクーラーが切れるとともに目が覚める azul です。
それにしても、なんですか、この猛暑は。
数回前の投稿の雪景色(3月!)がウソのようです。
さて、企画展「伸びる鉄道、広がる道路」が盛況のうちに終了し、
当館も夏休みシーズンに入りました。
この時期には毎年、小学校の教員向け学習会を開催しています。
今年もこの暑さのなか40人弱の先生方が参加されました。
横浜市の小学校では、4年生で「吉田新田の開発」を習いますので、
学習会では当館の立地を活かして、3つのプログラムを組んでいます。
1.講座「吉田新田ができるまで」
2.屋外散策「吉田新田その後」
3.授業での活用
開港記念会館前がベストスポット。視線の先には…。
そうです、ブラタモリでも取り上げられた「高低差」です。
(タモリさんが歩いたのは日本大通りですが)
かつては吉田新田の潮除堤が見えた・・・はず。
当財団エデュケーターから授業での活用ポイントをレクチャー。
今年度はすでに秋から冬にかけてびっしりと見学予約が入っていて、
暑い夏が終わると、また忙しい季節がやってきます。
それでも、学校の勉強で当館を訪れた子どもたちが、
週末になってまた遊びに来てくれると、私たちも嬉しくなりますね。
おっと、その前に!
今度の土曜日(8月11日)は、当館の夏まつりです。
いろんなお祭りメニューを揃えて、皆さまのご来館をお待ちしております!
(azul)
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by tohatsu
| 2018-08-05 10:44
| イベント報告